春はイチゴとやって来る。
私の子ども時代、つまり今から半世紀ほど以前、イチゴは春の限られた時期にしか、口に出来ない果物だった。
いつからか、年中スーパーに行けばその姿を眺めることが出来るようになった。
たまに娘が里帰りするときなぞ、我が家の冷蔵庫には、家内が用意した香りの良い赤い実が食卓への出番を待っていたりする。
不思議とイチゴが食卓を飾るときは、家の中が上手くいっているときのような気がする。
なぜなのかは、わからないがあの赤い色は、平安な時の象徴なのかもしれない。
今日は、買って帰ろうと思う。
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