Zoomで乾杯(いただきます)
コロナ騒動で、出張に出られなくなり困っていたところ、紹介されたのがパソコンを利用してのテレビ会議。
Zoom(ズーム)とよばれるパソコンのソフトを利用すれば、何とも快適に相手と顔を合わせながら打ち合わせが進む。こりゃ、便利だ。
遠方に嫁いだ娘たちの顔がうかぶ。
「〇日に、ズームでつなぎながら夕ご飯一緒にしない?」
意外に話は早くまとまる。長女からの「いいねぇー」のLINE連絡にほっとする。
日曜日の夜7時からと決まり、我が家の夕食の準備は私の担当となる。
何を作ろうか、飲み物どうしようか、何時からつくろうかと、結構いろいろと事前の準備があるものだ。
いよいよ時間が迫る。こちらの準備は万端。
画面の向こうに長女の顔が登場、続いてそのつれあい。昨年の宮古島での結婚式以来、二人の姿をおがむ。
次女宅が登場しない。なかなか登場しない。15分経過。家内がLINEをしている。
「頭が痛くて寝てた」とのLINE連絡のすぐあとに、画面にいきなり登場!
これで、予定通りにお食事会の開始。
「じゃ、いただきます~乾杯!~」と私。画面で顔を合わせながら、それぞれの夕食が進んでいく。結構、話も弾む。笑いもたくさんでてくる。
いいもんじゃないか!
ワインを飲んでいた私は、たぶんご満悦の顔で彼らと接していたことと思う。
気が付くと夜9時。誰ともなく次はいつ?やる、との雰囲気になり、こちらが驚く。
次回のZoom食事会の日程を皆が話し合っている。
この数か月、漠然とした不安に包まれながらの生活が続いている。きっとそのせいなのか、感情のセンサーが敏感になってきている気がする。
子供たちの顔を時々眺めながら、自身の心の調整をしたいと思う。
次のZoomは、GW明けに決まった。
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