gyutanyaroのブログ

日々のつれづれを。

ありがたや、ありがたやと感謝している今日この頃

長く会社勤めをしていると、そういえばあの頃、あんなことあったな、あの時あんなこともあったなと思い出は、増える一方。


転職して数年後、妙に売り上げが上がった時期を経験した。


出入りの銀行員に、支店長が同行することも多くなり、これぞおべんちゃらという会話にずいぶんと付き合わされた。


ある朝早い時間に一人で来た支店長は、ビルを建てましょう、と真顔で言いながら、自慢の物件を紹介し始めた。


正直、少しだけ考えた。が、すぐに結論はでた。「No,thank you」である。


今回のコロナ騒動を経験して思う。もし、あの時ビルを建てていたらと。


会社は、今も古いマンションを改装した2戸を利用して営業している。すでに、いわゆる家賃は完済している。


ありがたや、ありがたや。根っからのビビりに育ててくれた親にありがたや。


石橋を三度たたいて、なお渡らず。


ありがたや、である。

違和感というか・・・

一年のびた、らしい東京オリンピック。


今回の騒動以前から感じていたのだけれど、参加選手へのインタビューの中で感じるメダル獲得への「圧力」。見苦しいね、訊ねているアナウンサーが。


やめろよと言いたい。


そんなにメダルを私たちは求めているのだろうか、日本の参加選手に。


私は違います、とはっきりと伝えたい。


私が見たいと望んでいるのは「いい試合」である。


頭抜けた世界中のアスリートの、極めた「いい試合」である。


勝負も記録も大切。


でも、それを超えた一流のアスリートは、さすが違うねと感じさせてくれる「いい試合」を見せてくれるはずだ。


繰り返すが、勝てばいいわけではないはずだ。


期待しているのは、素晴らしい試合でしたね、と振り返られる試合。


素直に感動してその時間を楽しみたいと願っている。


さてさて、来夏どうなることやら。

Zoomで乾杯(いただきます)

コロナ騒動で、出張に出られなくなり困っていたところ、紹介されたのがパソコンを利用してのテレビ会議。


Zoom(ズーム)とよばれるパソコンのソフトを利用すれば、何とも快適に相手と顔を合わせながら打ち合わせが進む。こりゃ、便利だ。


遠方に嫁いだ娘たちの顔がうかぶ。


「〇日に、ズームでつなぎながら夕ご飯一緒にしない?」


意外に話は早くまとまる。長女からの「いいねぇー」のLINE連絡にほっとする。


日曜日の夜7時からと決まり、我が家の夕食の準備は私の担当となる。


何を作ろうか、飲み物どうしようか、何時からつくろうかと、結構いろいろと事前の準備があるものだ。


いよいよ時間が迫る。こちらの準備は万端。


画面の向こうに長女の顔が登場、続いてそのつれあい。昨年の宮古島での結婚式以来、二人の姿をおがむ。


次女宅が登場しない。なかなか登場しない。15分経過。家内がLINEをしている。
「頭が痛くて寝てた」とのLINE連絡のすぐあとに、画面にいきなり登場!


これで、予定通りにお食事会の開始。


「じゃ、いただきます~乾杯!~」と私。画面で顔を合わせながら、それぞれの夕食が進んでいく。結構、話も弾む。笑いもたくさんでてくる。


いいもんじゃないか!


ワインを飲んでいた私は、たぶんご満悦の顔で彼らと接していたことと思う。


気が付くと夜9時。誰ともなく次はいつ?やる、との雰囲気になり、こちらが驚く。
次回のZoom食事会の日程を皆が話し合っている。


この数か月、漠然とした不安に包まれながらの生活が続いている。きっとそのせいなのか、感情のセンサーが敏感になってきている気がする。


子供たちの顔を時々眺めながら、自身の心の調整をしたいと思う。


次のZoomは、GW明けに決まった。